麻雀2  


問題1 6枚の牌

を1列に並べる方法はいくつあるでしょう。

(答え) まず適当にサンプルを作ってみます。

 

これはけっきょく

という6個のセルに牌を入れていく方法と同じです。

まず2枚の東を(異なる6個のセルのうち)どこへ入れるかと考えます。

これは 6C2 = 15 通りです。

そして15通りのそれぞれの場合について、3枚の南を(異なる4個のセルのうち)どこへ入れるかと考えます。これは 4C3 = 4 通りです。

最後は、これまでの 15*4 = 60 通りのそれぞれの場合について、1枚の西を残ったセルのうちどこに入れるかと考えるわけですが、いずれの場合もセルは1つしか残っていません。 したがって1通りずつしかありません。

よって積の法則より求める場合の数は 15*4*1 = 60 (通り)になります。

問題2 136枚すべての牌を1列に並べる方法は何通りあるでしょう。 すなわち山の作り方は何通りあるでしょう。

(答え) 136個のセルに、まず4つのをどこに→4つのをどこに→・・・→4つのをどこに→最後に4つのをどこに、と考えていくと

136C4 * 132C4 * ・・・ * 8C4 * 4C4

通りです。

136C4 * 132C4 * ・・・ * 8C4 * 4C4
= (136!/4!132!) * (132!/4!128!) * ・・・ * (8!/4!4!) * (4!/0!4!)
= 136! / (4!)34

Excel で計算するとこれは 4.327*10185 です。


牌画:『MAHJONG MATERIAL-麻雀WEB素材集-』