シミュレーション1


Excel の擬似乱数を使うと、いろいろなシミュレーションができます。 今回はBIGの分布をシミュレーションしてみます。

◆二項分布(BIG確率 1/241 、 7000 プレイ)

Excel で擬似乱数を作り、二項分布のシミュレーションをしてみます。 BIG確率を 1/241 、プレイ数を7000とします。

<方法>

INT(RAND()+(1/241)) で、(A1:A7000) に、7000個の 0(ハズレ)か 1(当たり)をつくります。 INTは数値を超えない最大の整数を返します。 書式は「INT(数値)」。RANDは 0 以上で 1 より小さい乱数を発生させます。ワークシートが再計算されるたびに、新しい乱数が返されます。 書式は「RAND()」です。

・和がBIG回数になります。 SUM(A1:A7000) で計算できます。あるいは COUNTIF 関数を使います。書式は COUNTIF(範囲, 検索条件) なので、適当な位置に COUNTIF(A1:A7000, "1") と入力します。

・ワークシートが再計算されるたびに、新しい乱数が返されるので、 いろいろな擬似データがつくれます。 F9キーで再計算されます。


BIG確率 1/241 、 7000 プレイのシミュレーション

40回 20回 28回 21回

35回 25回


◆論理関数

INT(RAND()+(1/241)) の代わりに、IF(RAND()>1/241,0,1) とすることもできます。すなわち IF(論理式,真の場合,偽の場合) です。